今回は「上野オークラ劇場」を、女装やニューハーフの方、そして純男の方に向けてご紹介します。初めて行く場所って不安や疑問がいっぱいですよね。
「女装の自分でも浮かないかな?」「どんなルールがあるんだろう?」「安全に楽しめる?」――そんな気持ちに寄り添いながら、上野オークラ劇場の魅力と利用ポイントを分かりやすくお伝えします。
上野オークラ劇場とは?施設概要と特徴
上野オークラ劇場は、東京・上野にある老舗の成人映画館です。いわゆる“ピンク映画”専門の劇場で、365日オールナイト営業の日本一のピンク映画館とも称されています。上映されるのはR18指定の官能的な邦画で、1日3本立ての作品を入替なしで連続上映しています。一度チケットを買えば何本でも好きなだけ鑑賞OKという昔ながらのスタイルで、深夜までゆっくり過ごせるのも特徴です。
また、上野オークラ劇場が他の映画館と大きく異なる点として、ハッテン場(出会いの場)としても有名ということが挙げられます。
館内
1階席と2階席があり、特に2階席は男性同士や女装子さん達の社交・出会いスポットとして知られています。2階席は基本的にゲイや女装子の発展場となっており、女性は入場禁止というルールがあります。一方、1階席は男女とも入場可能で、カップルで来ている人や一般の映画ファンも利用できる普通の成人映画館エリアです。つまり、**1階は「映画鑑賞メイン」、2階は「出会い・交流メイン」**とざっくり考えると分かりやすいでしょう。
上野オークラ劇場は昭和の香り漂う老舗ではありますが、実は2010年に新館がオープンしており、シネコンにも負けない設備を備えた綺麗な劇場です。館内はバリアフリー対応で、どなたでも利用しやすいよう配慮されています。
初めてでも入りにくいような暗い雰囲気はなく、入口には大きな看板が堂々と掲げられているので**「普通に映画を観に行くだけですよ?」という顔で気軽に入れます**。スタッフも年配の方が中心でアットホームな雰囲気ですから、肩の力を抜いて訪れてみてくださいね。
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上野オークラ劇場の営業時間・料金・アクセス情報
営業時間
朝10:30から深夜翌5:00までと、ほぼ終電後もオールナイトで営業しています。年中無休で営業しており、真夜中でも利用できるのは心強いポイントです。
料金
上映内容によって多少変動がありますが、基本は以下の通りです。
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上野オークラ劇場(1階席): 大人 1,700円/学生・シニア 1,400円
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上野オークラ劇場(2階席プレミアム): 大人 2,000円/学生・シニア 1,700円
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上野特選劇場(同じビル内別館): 一律 500円
1階席専用券と2階席券で料金が異なりますが、2階席のチケットを買えば1階席にも出入り可能です(逆に1階券では2階には行けません)。「とりあえず映画だけ観たい」という方は1階席券、「何か出会いがあるかも?」と期待する方は奮発して2階席券を買う、という住み分けになっています。なお、毎月1日にはサービスデーで1,400円均一になったり、スタンプカード(12回で1回無料)によるリピーター特典も用意されています。うまく活用するとお得ですね。
アクセス
抜群に便利です。JR上野駅の不忍口改札を出て徒歩3~5分ほど、京成上野駅からも近い立地にあります。不忍池のほとりにある繁華街の一角で、周囲には上野公園やアメ横など人通りの多いエリアが広がっています。大きな看板が目印なので迷う心配も少なく、初めてでも比較的たどり着きやすいでしょう。
住所は「東京都台東区上野2-13-6」で、上野公園のすぐ隣です。
上野オークラ劇場の施設の設備と雰囲気
映画館と聞くと「古くて汚いのでは?」と心配になるかもしれませんが、ご安心を。上野オークラ劇場は内装も座席も意外なほど快適なんです。実際に行った方の話では、「座席は思ったよりフカフカで綺麗な車のシートみたい。前の席との間隔も十分ゆとりがあった」とのこと。老舗とはいえ定期的に清掃も行き届いており、館内に嫌な臭いも特にありませんでした。これなら長時間滞在してもストレスなく過ごせそうですね。
館内の構造はこぢんまりしていますが、一通りの設備が揃っています。入口を入るとすぐ券売機と受付カウンターがあり、その横に小さな**ロビー(待合スペース)**があります。ロビーにはソファが数脚と飲み物の自販機が設置されており、上映の合間に休憩したり喫煙したりすることが可能です。
マッサージチェアまで置いてあり、常連らしきお客さんがくつろいでいる光景も見られました。トイレも館内にあり、古すぎず新しすぎずですが清潔に保たれています。女装をされる方はトイレの鏡でメイクを直したり、着替えの際に利用したりもできます。
1階のシアターは定員50人弱ほどの規模で、2階席(プレミアムシアター)は吹き抜け構造のバルコニー席のようになっており、1階のスクリーンを見下ろす位置にあります。全体的に昔ながらの素朴な雰囲気で、「昭和の映画館」にタイムスリップしたような味わいがあります。
客層と利用シーン:女装子さんも純男さんもOK
客層は大きく分けて3パターンあります。
1つ目は昔ながらのピンク映画ファンの男性。平日昼間は高齢層が中心で、静かに映画を鑑賞している人が多いです。ごくまれにカップルで来場する女性もいます。
2つ目は女装子さん・ニューハーフの方々。特に夜間や週末に2階席へ出没します。週末の2階席は女装子さんや純男さんたちで盛り上がり、華やかな空間になることもあります。
3つ目は女装子さん目当ての純男。主戦場はやはり2階席で、「女装子さんと出会えるかも?」と期待して訪れる方が多いです。
このように「映画鑑賞派」と「出会い・交流派」が時間帯やフロアで棲み分けされているのが特徴です。
安心して利用するためのルールとマナー
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18歳未満は入場禁止
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女性は2階席入場不可(1階は可)
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再入場は不可(一度出ると新しいチケットが必要)
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館内撮影禁止
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性的接触は節度を持って(相手の意思を尊重)
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安全面・衛生面に配慮(自己管理を徹底)
これらを守れば安心して楽しめます。
初めて利用する人へのアドバイス
女装子さんへ
週末夜の2階席なら仲間も多く安心。現地で着替えたい場合は館内トイレや近隣のコインロッカーを活用。堂々と入場して大丈夫です。
純男さんへ
最初は週末夜よりも金曜夜など混雑前の時間帯が狙い目。声をかけるときは紳士的に。若い方は注目されますが「歓迎の視線」と捉えて堂々と過ごしましょう。
共通のポイント
「映画を楽しむ」という姿勢で入場すれば自然に溶け込めます。勇気を出して一歩踏み出せば新しい世界が待っています。
まとめ
上野オークラ劇場は、女装子・ニューハーフ・純男の皆さんがそれぞれのスタイルで楽しめるユニークなスポットです。ピンク映画館としてのレトロな魅力と、出会いの場としてのドキドキ感が共存する空間。営業時間が長く、設備も快適なので安心して過ごせます。マナーを守り、自分らしい楽しみ方を見つけてみてください。