こんにちは。31歳で未婚女性の京子です。私は2年前から、41歳の既婚男性と不倫中です。不倫している自分に自己嫌悪を抱きつつも、先日、久々に源氏物語を読んだら「これこそ不倫の宝庫じゃん!」という感想を抱きました。そこで今回は「命短し恋せよ乙女」というテーマを語らせていただきますね!
平均寿命が短い平安時代の人々
平安時代では40歳で「長寿」の扱いでした。それだけ、平均寿命が短かったのでしょうね。そのためもあるのでしょうが、平安貴族の恋愛にかける情熱は現在の非ではありません。顔も知らない相手に、和歌で熱烈なアプローチを行うのですから。
「だけど平均寿命が短いならば、それも当然だといえるでしょう。実際に源氏物語の光源氏も、軽く見積もっても10名以上の女性と定期的に深い関係を結んでいます。現代でいう「ワンナイトラブ」もカウントすれば、もっといることでしょう。ちなみに光源氏は、自分の義母とも不倫関係を結んでいます。自分が不倫中だからこそ、彼に思わず共感しながらページを読み進めていました。
実際に恋できる期間は短い
たしかに現代は医療の発達によって、人間の寿命も格段に伸びました。ですが私は、実際に恋できる期間ってもっと短いんじゃないかと思います。タイミング的な要素もありますし、実際に一生、恋愛経験のないまま人生を終えるケースも現在は多いのです。
体力や気力があるからこそ、恋を楽しめる面もあるでしょう。もちろん、高齢になってから運命的な恋に落ちるケースだってありえます。でもだからといって「そのうちそのうち」と言って何も行動しないのは、自ら恋のチャンスを遠ざけているのと同じことのように感じられてしまうのです。何ごともチャレンジなくして、成功は望めないのですから。
好きって気持ちを尊重したい
だから私も、例え既婚者であってもこんなに好きだと思える男性に出会えたのは、本当に幸せなことだと思うんです。このチャンスを逃したら次いつ、こんな感情になれるか分かりません。例え彼との恋が報われなかったとしても、こんなに楽しい思い出があれば、その記憶に浸れるので、それで十分なんじゃないかと思います。
だから源氏物語の登場人物たちも、命を懸けて恋するんですよ。その姿は人間にとって普遍的であり、永久に輝きを失わない。だからこそ、源氏物語は世界に誇る古典文学の傑作となったのでしょう。改めて、紫式部の才能に脱帽ですね!
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