不倫相手の彼の誕生日プレゼントにお揃いのアクセを贈った話

30代女性の不倫ブログ
この記事を書いた人
愛七

30代現役看護師。5年間婚外恋愛中。趣味は自分磨き。

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彼とはお互いに家庭を持ちながら惹かれ合い、誰にも言えない関係を続けています。いわゆる“ダブル不倫”というものです。それでも、一緒にいる時間は不思議と穏やかで、私にとってはなくてはならない日常の一部です。
そんな彼は多くを語るタイプではなく、愛情表現も控えめなx人です。しかし最近では、行動を通して気持ちを示してくれる彼の愛情表現に私自身も慣れ、幸せを感じています。

今回お話するのは、昨年の彼の誕生日のエピソードになります。この関係の私たちにとっては特別な思い出の一つです。

お揃いの誕生日プレゼント

私は彼の誕生日には、毎回彼自身が買いそうなものを渡すようにしています。なぜなら、女性思考で選んだプレゼントはハイリスクとなるからです。女性の勘は本当に鋭いものですからね。
しかしそんな中、今回は一緒に過ごす5回目の誕生日ということもあり、私は何か繋がりを感じられるものを贈りたいと頭を悩ませました。

そして私が迷った末に選んだものは、
“シンプルなレザーのアンクレット”

もちろん、普段から何も身につけていない人に渡すにはNGなチョイスです。
しかし、彼は私と出会う前からアンクレットを一つ身につけていたため、今回はそこにさりげなく追加できるデザインにしました。

言葉が少なくても伝わる、確かな愛情

誕生日一週間前、私から小さな箱を手渡します。
彼に身につけるものをあげることは今回が始めてであったため、すごく緊張していたことを今も覚えています。

彼は箱を開けると、しばらく無言のままアンクレットを見つめていました。やがて静かにそれを自分の足首に巻きつけ、少し照れたように笑って「お揃いもいいものだね」と呟きました。

この瞬間、思いがけない彼の表情に、祝う側の私の方が何倍もの嬉しさと恥ずかしさを隠しきれませんでした。

そして帰宅後、彼から短いメッセージが届きました。
「プレゼントありがとう。
とっても嬉しいよ!」と。

たった二行の短い文です。
人によってはあっさりとしすぎているこの内容に、虚しさを感じてしまうかもしれません。
しかし、普段から愛情表現が少ない彼が帰宅後にわざわざ「嬉しいよ」と気持を伝えてくれたことに私は嬉しくてしかたがありませんでした。

幸せな気持ち

それから数日後。
いつものように会う約束をして、私たちはカフェで少しの時間をともにしました。
彼の足元を見て、私は思わず笑みがこぼれてしまいます。いわゆる、ニヤケですね(笑)
普段と変わらないデートでも、その日は何倍もの幸せな気持ちで終始楽しくてしかたがありませんでした。

ちなみに、
今回のプレゼントに対して、パートナーから何か聞かれなかったかはもちろん確認しましたよ。その返答次第でアンクレットを外すことも私は始めから覚悟していました。

しかし彼はあっさりと、
「仲のいい先輩にもらったって話したよ!
コソコソしてても怪しいしね。それに、せっかく貰ったのに何度も着脱を繰り返して無くしてしまっても嫌だからね」と答えたのです。

彼氏としては合格点の答えです!

しかし、家庭と不倫のバランスを上手に保つ彼の言葉には「器用すぎてなんだか嫌だなー!」と、そのときの私は嫌味を返してしまいましたけどね(笑)

まとめ

誰にも見せられない関係の中で、私たちが共有できるものは限られています。それでも、この小さなアンクレットがあるだけで、今は確かに繋がっている気がするのです。この関係には派手な言葉や未来を約束するものはありません。
ただ、行動で示してくれる彼の優しさは今の私にとっては何よりも幸せなものです。

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